main 写真編纂誌「グラフィカ」には三つの誌面が綴じられています。
bridge 撮影対象へ深い知識を持つ人の視線は何を見ているのか。写真に残された世界像を読む。
島/@Q  現在の写真家の仕事から。
遊覧船  写真による現代日本の風土記。
島02



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島02
グラフィカ内『島』が分冊され、島02号として、刊行されました。
グラフィカ02号まで、旧発行母体のガレリアQの活動とリンクしていた『@Q』に代わって、
03号から『島』として主にコンテンポラリーな写真や音楽などを取り扱っていたページを分冊して、
3.11以降の事々を受け止め、急遽編集した『島02』として、2011年11月30日に発行しました。

表紙写真
西村多美子、中居裕恭
(撮影地は共に釜石)

A4変型判 108頁
一色+ 四色刷り
6曲入音楽CD付き

編集+デザイン
グラフィカ編集室

定価2200円+税

特集「三陸1972 - 2011」
1972, 75 西村多美子 /名作写真集『しきしま』と同時期に撮られた未発表作品から、田老町、宮古、釜石、気仙沼など
1991, 92 丹野清志 /福島出身の写真家の地方都市を巡る撮影と冬の三陸の旅のから、気仙沼、陸前高田、普代など
1993 - 98 中居裕恭/八戸出身の写真家が故郷八戸や岩手と宮城の人の生き様を撮った中から、八戸、洋野町、久慈、野田村など
20110518-21 伊藤愼一/3月11日の津波によって破壊された人間の営みの跡と5月の新緑輝く三陸沿岸の津々浦々の風土を捉えたカラー写真、石巻、陸前高田、大槌町、大船渡など

仙台在住の画家、佐藤ブライアン勝彦の『被災の星』、『Tohoku Earthquake』
福島県いわき市『日々の新聞』発行者、安竜昌弘氏の震災後の日々を綴った『Fukushima Iwaki 震災日記』
元『バースト』編集長、ピスケンこと曽根賢の震災前後の日々の記録『痛風キャンプ日記2011』
横浜を拠点に全国を股旅する弾語りのボヘミアン、スーマー と、
心ふるわす歌とギタープレイで魅せるうら若きスライドギタリスト、Chihanaが、
本誌のために録音してくれた6曲入りCD『Last Summer Afternoon - Songs for Another....』付き。
本誌にインタビューも収録。
no.3



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bridge
「今和次郎の写真帖 震災バラック+民家+欧州視察」
民家研究、考現学の創始者として著名な今和次郎(こん わじろう)の撮影した
関東大震災時の避難小屋、バラック建築の写真。初公開。
今和次郎「バラック建築の思い出」抜粋、スケッチ。藤森照信氏、中谷礼仁氏のインタビュー
写真帖を再現した観音びらき二カ所を含む47頁。
「炭焼物語」
1950年代末から、北上山地のただ中、岩手県下閉伊郡岩泉町で、
中学校教師のかたわら「炭焼き」を記録していた畠山剛氏の写真特集。
山間地の厳しい環境のなかで炭焼きを生業とする人々の姿、暮らし。
「磁気と電磁波で視る」another eyes 第三回

表紙写真
震災バラック 今和次郎
炭焼物語 畠山剛

A4変型判 208頁
特色一色刷、一部四色
デザイン
表紙 東泉一郎
bridge表紙、遊覧船 清水徹
bridge本文、島 グラフィカ編集室

定価2800円+税
島(今号から@Qは「島」に変わりました。)
星 玄人/「星屑の町」大阪西成地区の不思議な人々と町
伊藤愼一/「Astral Bridge」新宿、山谷、千葉の海岸。街とearth
菊地昇/「reflections」リー・ペリー、チャールズ・ミンガス、デビッド・バーン、ジョンルーリー等、
反骨精神溢れるミュージシャンたちの貴重なポートレイト
問題作、観察映画「精神」想田和弘監督インタビュー、「虚構とドキュメンタリー」菊池豊、他

遊覧船/写真で見る現代の風土記
「遊覧史第三回/野菜・土・農民 /1993-2009」丹野清志
 全国の様々な野菜と農の暮らしを記録してきた十数年をふりかえり、野菜という食べ物から
 農業の今を見る、考える。
「野ざらし紀行第三回/瀬戸内塩田・坂出、宇多津」
「生類伝第三回/猪の罠猟」、「農機具詩集」阿部利勝
「波の国」中居裕恭 漁港を巡り、男たち、女たち、町の貌を撮る。

 

no.2



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bridge
「ベン・シャーンのNY、アメリカ1930's」ベンシャーンが撮影した世界大恐慌後のNYの街、
中東部の農家の姿
「東京シネマ/1960年代の科学映像」
「衛星から見る」another eyes 第二回

表紙写真
Untitled,
14th street Mew York 1932-1934
撮影 ベン・シャーン(Ben Shahn)

A4変型判 200頁
特色一色刷、一部四色
デザイン
表紙 東泉一郎
bridge、遊覧船 清水徹
@Q グラフィカ編集室

定価2200円+税
@Q
「新宿1990-2006」藤田進、伊藤愼一、牟田義仁、伊藤元斉、松本馨
「新宿についての覚え書きー都市、メディア、権力、写真」文・楠本亜紀
「scrapping and dazzling/東京都市再開発の記録」
「トワイライト・ゾーン」(オーストラリアの老人介護))文・マークロビンソン
「Talking about it」たむらむさき、友川カズキ、桜井芳樹、瀧口範子

遊覧船
「阿仁の熊獲り」/野ざらし紀行第二回
「地方都市」丹野清志/遊覧史第二回
「生類伝/タヌキ」飯島正広、「波の国」中居裕恭、
「農機具詩集/畸形魚のダンス」詩・阿部利勝
「牧場の日記」文・島津繁徳

no.1 創刊号



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bridge
「記憶の島」民俗学者宮本常一の遺した写真から/戦前から日本中を歩き回り、日本人の暮らしを
見てきた宮本常一の視線は眼前の風景の向こうに過去の暮らしまでを視る。
心を打つ失われた日本の姿。写真75点、『忘れられた日本人』抜粋を収めた38pの特集
「宮本常一、視線の行方」文・楠本亜紀
「街角の風呂敷」竹村昭彦/京都の老舗風呂敷店に働く著者が、京都の街角などで撮りためた市井の風呂敷
「電子で見る」another eyes 第一回

表紙写真
チャンココの仕度をした青年
長崎県五島列島玉之浦 1962年
撮影 宮本常一

A4変型判 200頁
特色一色刷、一部四色
表紙、@Qデザイン 東泉一郎
bridge、遊覧船デザイン 清水徹

定価1600円+税
@Q
「喜びについて〜Astral Bridge」伊藤愼一、「モルタル」熊谷永浩
「Carnation」関 美比古、「定着」加納穂子
「橋、または途上の愉楽」文・鈴木雅文
「talking about it」 コモエスタ八重樫、Michel Enriti、服田洋一郎、
大田通貴、瀧口典子、Hans van dee Lugt

遊覧船
「葬送」鈴木茂/野ざらし紀行第一回
「鹿島臨海工業地帯」丹野清志/遊覧史第一回
「生類伝/ツキノワグマ」飯島正広
「波の国」中居裕恭
「農機具詩集」詩・阿部利勝
「牧場の日記」文・島津繁徳

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