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サイズ | A4 |
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¥3,960 (税込)
『基隆』 Keelung
基隆には2007年と2009年の二回の渡航で4カ月ほど滞在した。
基隆は台湾北部に位置し、国際船が出入りする港があるややさびれた地方都市だ。昔、日本軍が石炭の積み出しの拠点としたところで、小さな山々に囲まれて起伏が多い。 山の上から眺める港の風景は清々しい。雨がよく降るので「雨港」とも呼ばれている。日本の支配を受けたこともあり年配の人たちの多くは日本語を話す。 英語でKEELUNGと書いて「キールン」と呼ばれているが、地元の人たちは自分の町を「チーロン」という。(著者あとがきより抜粋)
Keelung is a somewhat shabby port city in Taiwan’s north. International ships come and go from the harbor, which was once an export point for coal for the Japanese military. The streets and lanes of the city undulate like the small mountains that surround it, and the area’s high precipitation has given it the nickname “Rainy Port.”
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